パパに会いたいプロジェクト2018春休み T様よりメッセージ

パパに会いたいプロジェクト2018春休みで参加のT様より。
最後までお読みください。
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8年前は家族5人で暮らしていました。息子3人は当時、全員小学生でした。
妻は「もしパパが遠くに転勤になっても、単身赴任なんてさせない。ずっと家族全員で暮らす!みんなでついて行くからね。」
といつも家族みんなの前で言っていました。私は幸せでした。
しかし、7年前のあの日、東日本大震災が起こりました。
関東に住む我が家でも大変な被害がありました。
一番大きな影響は、放射能という見えないものの恐怖と毎日毎日闘わなければならなくなったことでした。
私も妻も、以前放射能を扱う施設で働いていたため、大変なことが起こったとすぐ気づきました。
大人はともかく、成長期の子どもの健康がとても心配でした。
妻は寝ないで悩んだ末に、震災の一週間後に突然
「明日、北海道のおばあちゃんちに子ども達を連れて行く。」と言い出しました。
…
それ以来、私は、息子たちと一緒に暮らすことはできなくなりました。
関東と北海道間の飛行機代は高く、2~3か月に一度くらいしか家族に会えなくなりました。
大変寂しいです。誰もいない部屋に仕事から帰るむなしさ…
でも、妻も苦渋の決断だったと思います。
今年の春、長男は北海道の大学を受験しましたが、残念ながら合格できませんでした。
一緒に暮らしていれば、もっと大学のレベルのことや、選択肢について、
毎日の何気ない会話で伝えられたのに…と悔しい気持ちです。
もし合格していれば、家族に会いに行くつもりでした。
大学の入学式に一緒に出席して、息子の通う大学を見てみたかったのですが、
その必要がなくなってしまいました。
息子は来年もう一度挑戦するべく、今年は入学式のない学校に入学することになりました。
予備校は、1年間の費用を前払いしなければならず、経済的にかなり厳しい状況でした。
それでも、春休みに、家族に会いたい。
理由がなくても、家族に会いたいのです。
息子に会って、ただ笑いながら背比べをしたいのです。
離れて暮らすことは自分たちで決めたこととは言え、つらいです。
そんななか、旅費の援助をしてもらえるという一筋の光を、ありがとうございます。
この苦しみを理解して下さり、支援して下さる方々に感謝しかありません。
春休みが終わる頃、息子たちに会うことができました。
行事もないのに帰省したので、一緒にショッピングに出かけたり、ゆっくり過ごすことができました。
息子たちと恒例の背比べをしたら、ついに全員に身長を抜かされました。みんなでまた笑いました。
幸せでした。ほんとうにありがとうございました。
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