パパに会いたいプロジェクト~夏休み家族再会支援~ T様より届いたメッセージ

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8月6日〜8月12日参加のT様よりメッセージ

8月6日の夜から約1週間、妹が遊びにきてくれました。

故郷から遠く離れた地で、私と娘の2人暮らしが始まってから5年と2ヶ月が過ぎました。
あっという間に過ぎた5年ですが、まだ5年なのか、という感じもします。

今年度末には住宅支援が打ち切りになります。
6年目に突入した札幌での生活ですが、今もまだ先行きが全く見えないまま毎日が過ぎていきます。
「避難」ではなく「移住」として、自分の力で先へ進みたい気持ちですが、現実は甘くなく焦る気持ちもあふれてきます。
今後このまま札幌での生活を続けたいと思っていますが現実的に難しい部分も多々あり、札幌での生活を終わらせることも視野に入れていますが、今後どうするのかをはっきり決めることができず、ゆらゆらとした気持ちのまま、ただ時間だけが過ぎていきます。

大変なこともありましたが、たくさんの方に支えてもらい助けてもらいながら、札幌での生活にも慣れ、笑顔で過ごすことができました。

「移住」へ向けた自立のために働く時間を増やしたい。
ですが、親類が近くにいない今の環境の中で、親子2人での生活では働ける時間に限界があります。

つきまとう経済的な不安や、どうにもならない現実。進みたいのに進めない。いろんなものに押しつぶされそうになります。

札幌に住み始めて通い始めた幼稚園の時から、小学校2年になった今までの学校行事は、全て私しか参加していません。
「みんなは、家族が見にきてくれていいな。わたしはいつもママだけだね」
「みんな夏休みは家族で旅行に行ったり、おじいちゃんおばあちゃんのおうちに泊まりに行っていて、わたしだけどこにも行ってなくて、わたしも行ってみたいな」
そう言われるたびに胸が締め付けられます。

今回のパパに会いたいプロジェクトは、家族の再会支援も対象とのことで利用させていただきました。
いつもより賑やかな日々を過ごし、娘も本当に嬉しそうでした。
いつもたくさん淋しい想いや我慢をさせてしまっているので、娘の楽しそうな笑い声を聞くたびに同じ屋根の下に話し相手がいること、一緒に笑いあえる家族がいることの大事さを痛感いたしました。

避難生活を続けることも、避難生活を終えることも、どちらも間違いではありません。
様々な理由から後ろ髪引かれる思いで避難生活を終えた家庭もたくさんあります。
放射能による健康への影響も、放射能への考え方も、人それぞれ違います。
正解などない中で、みんな愛する我が子を守ることを1番に考えています。

子供を守りたい気持ちだけではどうにもならない現実。
避難生活は経済的な負担がとても大きく、簡単に家族に会うことも難しい状況で、このようなプロジェクトによる支援があることを、本当にありがたく思います。
パパに会いたいプロジェクト関係者の皆様、賛同して寄付をしてくださった皆様に、心から感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。

このプロジェクトは皆様からの支援金により運営、実行しています。
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パパに会いたいプロジェクト夏休み2016支援者の皆様
odangomegane様、nozapi様、tantam様、eli様、watanabekyoichi様、watanabeami様、radico_ga_ga様、miyuki yamada様、naki16様、beer7224様、sgtcye様、koumaba様、genkipapa様、simanekomama様、pots様、Noriyuki Ohta様、aomorimama様、Yoko Mitsuda様、tatako様、yoshinorikomi様、Sachiko Shinndo様、kyokageura様、izumikeiko様