活動報告 2011.6.15 避難開始

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6月15日15時郡山駅前。駅を降り立つとあまりにも普通の光景。見えない恐怖に悩む方々と直接対応しこの日を迎えた事を振り返ると違和感をまずは感じる。あまりにも普通の日常だ。

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無事に全員集合し、バスへ乗り込む。朝からの取材電話のラッシュにも驚く。これは特別なことではない。行政が行っている支援を広め後押ししてきた。肝心な人たちがそれを知らないでいる。だから教えた。そして結果不安から解消される。もちろん未来への不安はあるものの、自身で術もなく悩むことより良いのでは無いのか。そして、それが「初めてのこと」と取材の電話が鳴りやまない事へも違和感を覚える。別れの手を振るおばあちゃんたちは皆泣いている。子どもたちは大きなバスに乗り皆はしゃいでいる。

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このとおり、子どもたちは皆マスクをつけている。それでも走り回るのが子どもだ。

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仙台港へ18時30分到着。19時40分に出発し、翌日11時に苫小牧へ到着する。いよいよ北海道へみんなが行く・・・長い時間を要するが子どもたちはだいじょうぶだろうか・・・

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だいじょうぶか・・・などという心配は全く外れた。船内ではしゃぎまわる子どもたち。乗員の人に怒られる場面も。次回は船内を走り回らないように事前に注意が必要かな。これは・・・子どもたちにとってはお母さんと旅行のようなものだ。しっかりとポーズを決めて記念撮影。

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無事に苫小牧へ到着!しかし、子どもたちの元気は一体どこから湧き出るのか。あれだけはしゃぎまわり、まだはしゃぐ!この子たちはもうすぐ、きっと北海道を思い切り走りまわるだろう。

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カメラの数に驚く。電話ではすでに誰と話したのかも覚えていない程。子どもや母親にカメラが向けられる。何とか撮影NGの人たちと降船を分ける事は出来たものの・・・どうやらこのオペレーションコドモタチでの避難が他県からの団体での移動が初めてのようだ。

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いざ札幌へ!

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移動のバスの中で・・・「ママ、放射能ダイジョウブ?」「大丈夫だよ」ととなりの萌香ちゃんがお母さんと会話する。こんな小さな子どもが放射能という言葉を口にし気にしているのが現状。
すると今度は萌香ちゃんが私に「おじさん、あのお空の緑のなに?放射能じゃない?」「???緑のは山の木だよ」「山じゃないよ、お空の緑のやつ」「・・・・・」
良く見るとバスのフロントガラス上部の日よけのスモークが萌香ちゃんには空にうつるものに見えるようだ。それも放射能では無いのかと・・・

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無事に滞在先ホテルへ到着。避難をしてきた人たちがすぐに雇用促進住宅に入居するには不便があるため、2、3日のホテル滞在を道庁が用意してくれる。ここでも取材陣が待ち構える・・・